日程: | 2012年03月25日(日) |
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時間: | 16:00-18:00 |
料金: | 無料 |
備考: | 定員80名 |
会場: | 1F コミュニティスペース |
建築史家・建築評論家の五十嵐太郎氏は、自らの務める東北大学が被災しながらも
研究室メンバーとともに精力的に現地を視察し、歴史家の目で多くの事象を見続けてきました。
その成果の一端は、今回の展覧会にも研究室活動として出展されています。
建築が大きな力によって終わらされたその場所から、再び建築の意味をさぐる「旅」について語ります。
はたして工学で街は救えたのか。復興はいかにあるべきか。津波の記憶はどのように語り継ぐべきなのか。
3.11から1年が経過する現在の展望を語ります。
聞き手の磯達雄氏も、近代が歴史に変わるときを各地で取材してきたライターとして
災害現地をくまなく走り回ったその旅程で見たものを五十嵐氏の体験と重ね、話題が展開します。
[東北大学五十嵐太郎研究室が関わる本展出品プロジェクト]
『女川町津波跡地保存計画』
鉄筋コンクリートの建物がそのまま転倒するという前代未聞の被害に、その記憶を風化させないための提案を行う。
『南相馬市「復活の塔」と壁画のある集会所』
アーティストの彦坂尚嘉氏、建築家の芳賀沼整氏とともに、「記憶に残る」仮設住宅の風景をかたちづくる建設ワークショップ。
[ゲストプロフィール]
■五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築評論家。東北大学大学院教授。1967年、パリ生まれ。1992年東京大学大学院建築学専攻修士課程修了。2011年、あいちトリエンナーレ2013芸術監督に就任。新刊に『被災地を歩きながら考えたこと』(2011年、みすず書房刊)。ほか多数。
■磯達雄(いそ・たつお)
建築ジャーナリスト。1963年生まれ。編集事務所フリックスタジオを共同主宰。共著書に『ポストモダン建築巡礼』(2011年、日経BP社刊)、『ぼくらが夢見た未来都市』(2010年、PHP研究所刊)、『昭和モダン建築巡礼』(2006年、日経BP社刊)など。
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